ここからの進化
ライナーノーツを市川哲史が書いてあり、 平山雄一の曲解説もあり収録曲等共々実に洋楽的な作り。 ジャケットのマスクのデザインは「エイリアン」でお馴染みのH.R.ギーガーと豪華な仕様。
思うに洋楽のハードロック的な曲の嗜好や、ジャケットデザイン、に至るまで、隅々まで 「XのギタリストたるHIDE」という様な当時のFANの「HIDE像」にかなり近い。 (特に歌詞カードの写真なんて、「骸骨片手に椅子に座るhide」 「双子のhide」とか当時のYOSIKIの「破滅の美学」そのもののイメージ) 手堅く、高クオリティのアルバムである。
これだけ洋楽好きな面を見せながら。(「HIDE YOUR FACE」) POPに走ったり、(「PSYENCE 」) 本格的にアルバム作って本体のX-JAPANより積極的に海外デビュー狙ったり(「Zilch」) かと思えば「日本語イイッスネ」と「Ja,Zoo」作ったり。 その後の貪欲に様々なジャンルの音楽を吸収し、その後の彼の楽曲は 10年経とうとも、時の流れに朽ちない魅力を放つ。
正直彼のリリースしたソロワークの4枚の内このアルバムのみ少々古臭さを感じるし、 このアルバムに似たテイストのアーティストはロックシーンにゴマンといるだろう。 しかし彼がメジャー。アングラ問わず、没後10年も経ち尚、支持を受け続けているのは、 洋楽ハードロック志向で決して停滞せず、進化し前進し続けたからである。
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